この先に待ち構えているものは
先週預かった“宿題”を前倒しで片付けた月曜日。いつものように神保町辺りをフラリフラリと歩き回ったのですが、ひと言で言えば“ガラーン”でした。
休校に伴った親世代の自主休暇、テレワークの普及、大学の講義中止など、あらゆる場面で自粛が進んでいるのでしょうか、
学生街でもあり、オフィス街でもあり、大学病院が立ち並んでいる街でもある神保町や御茶ノ水から人や車がいなくなってしまったようです。
しかも、しかもです。
久しぶりに食べようかなと向かった九段下の『天丼屋』には「しばらく休業します」の張り紙が。
ではと向かった『キッチン南海』は早々と仕込み時間に。
ほかにも「本日休業」や玄関を閉めたままの店など、神保町界隈のお食事処はほぼ壊滅状態と言っていいほどになっていたのです
まあ、ハンバーグの『アルカサール』と王道町中華の『三幸園』が開いているのを確認して、結局、どこでも座り放題という異常な静けさの『三幸園』でワンタン麺と半チャーハンというガッツリコースで腹を満たすことはできましたが。
この先、日本はどうなっていくのでしょうか。
「新学期が始まれば活気が戻ってくる」と安直に期待していていいんでしょうか。テレワークは定着するはずだし、人員構成の見直しも進むだろうし。不要不急の行動で保たれていた社会構造自体に今の時点では予想できない化学変化が起こるかもしれません。
ひょっとすると「不要不急」という概念自体が変わってしまうかもしれません。
ここは我慢するしかないと判ってはいても、あと数週間“静かに眠った街”で過ごすのかと思うと気持ちが沈んでしまいます。さて、どうしましょう。取り敢えず雨が上がったら公園にでも行ってみましょうか。
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