物件探し続行中
二日前、僕のベッドを保育ルームに選んだ「かあちゃん」。しっくりといかないのか、今日も新居探しにうろついていました。
生後3週間の赤ん坊を、お兄ちゃんやお姉ちゃんが掛ふとん越しにグチャグチャ踏みつけたり、おっぱい泥棒したりと赤ん坊をないがしろにするような行動に出逢えば慌てて当然でしょう。
いわば「かあちゃん」の物件探し。中国古典の言葉を借りれば孟母三遷です。よりよい環境で子育てがしたいというのは人間でも猫でも同じなんでしょうね。
そんな彼女、今は僕の膝の上でうたた寝しています。自立心の強い彼女としては珍しい行動です。きっと、1日中2匹の赤ん坊を咥えて家の中をうろついてきた疲れが出たのでしょう。
そして、赤ん坊たちは相変わらず僕のベッドで寝ています。つまり、僕はベッドを斜めに使って寝るか、足を伸ばさず身体を丸めて寝るかどちらかの姿勢で眠ることになるわけです。
「かあちゃん」……、早く新居を決めてくれ！ さすがに眠りにくいぞ。
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