2020年6月19日 全面解除の日
本日、県境をまたぐ移動制限が解除され、同時にイベント開催時の人数制限も1000人までと拡大されました。また東京や千葉では休業要請が全面解除されナイトクラブやバーなどの営業も自粛要請が解除されました。この“解除令”が出たことでまだ一部では自粛が続いているものの、ほぼすべての業種が営業再開したことになります。
やっと街に街らしさが戻ってきます。たとえ感染防止のために驚くほど様変わりした姿だとしても、人が動き、街に活気が戻ってくるのだから、ここは素直に喜んでおいたほうがいいでしょう。
これからしばらくの間は急激に増加するであろう「今日の感染者」の報道とにらめっこしながら“様変わりした日常生活”のなかで暮らすことになるようです。
先週だったか、都知事が「これからは自粛から自衛に」とコメントされました。そしてその節目の日がやってきたわけです。
しかし、自衛すれば生き残れるのかと不安に慄くことがなくなるのか、自衛イコール解放と解釈している人たちがどれだけいるのかなど不安は拭い去れません。
経済活動が再開するのは非常に喜ばしいことです。
しかし、同時に「他人にうつさない意識」が薄れて「歪んだ開放感を謳歌する人が増えてしまい、文字通り「自分で自分を守ること」しか感染予防の手段がなくなってしまうのではという不安も増してきました。
しばらくの間は、腰が引けた“おっかなびっくり状態”で過ごすのがいいのかもしれません。
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