∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 旅行・海の家・サマーフェス ≡≡

このままいけば
水の泡-元の木阿弥-悪夢の再来
「行くべきか行かざるべきか」

 新型コロナの新規感染者の増加が止まらない。このまま推移すれば、飽和点に達するまで増え続けるだろう。
 昨日アップしたこのブログでは『「暑さの中でもマスクを外さず、黙食に心掛け、人とは距離を保ち、常に消毒を怠らず」という生活に戻るには高い危機感と相当な決心がいるような気がする。』と書いたが、それだけでは済まないような気がしてきた。

 この夏は年中行事やイベントの脱コロナ化が推進されてきた。
 たとえば、2年間休業を余儀なくされていた「海の家」も多くの海水浴場で復活している。また、夏ならではのサマーフェスは海外アーティストまで招聘して開催されようとしている。旅行や観光だって県民割や地域割の制度を設けて活性化を図ろうとしている。一般の飲食店だって、やっと営業できると喜んでいた。営業する方も楽しむ方も我慢していたことが復活すると期待していた。

 それなのに、それなのに。コロナ禍再燃である。

 これまでの2年間だったら、今の時点で休業要請や開催自粛要請が出されてもおかしくなかったはずだ。もし国が動かなくても、対コロナの用心深さが身についた庶民のほうから自粛するかもしれない。

 世の中がやっと動き始めたというのに、これでは何もかもが「水の泡」「元の木阿弥」「悪夢の再来」になってしまう。

 やはり、新規感染者が増えても大規模なクラスターが発生したり、医療がひっ迫しない限りは現状維持なんだろうか。
 コロナとの共存に慣れてしまった庶民としては「このまま行っちゃおう」と考える一方で、この暑さの中で感染の怖さと背中合わせで過ごせるのかという不安も感じてしまう。シェイクスピアの『ハムレット』ではないが「行くべきか行かざるべきか」の心境である。

 けっきょく「用心しながら楽しむ」のがイチバンなんだろうか。
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[season12/0706/24:50]
夏至』‥一年で一番昼が長い時季。太陽のエネルギーが満ちる頃
photograph:SOUJI-JI/tsurumi, yokohama city
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