今年は『禍福は糾える縄の如し』を
体現した年なのか
8月最後の日曜日。明日になれば8月も終わります。今月も「今年は日の進みが早い」と感じながら終わることになりそうです。
極寒の時期を抜け、もうすぐ桜が咲くと楽しみにしていた頃から、コロナが猛威を振るいはじめました。
未知の脅威に立ち向かう態勢を整えているうちに桜の季節が終わりました。
そして、一年で一番心地よい初夏は緊急事態宣言で吹っ飛び、そのまま土砂降りが続く梅雨に突入しました。
梅雨が明けたと思ったら、こんどは酷暑の夏。行動制限が要請され、お盆も夏休みも実感しないままに立秋を迎え、残暑とは名ばかりの酷暑の中、マスクを付けての毎日を過ごしてきました。
振り返ってみると、ここまでの8カ月は、新たな出会いよりも、自宅で居付き猫たちと過ごす時間ばかりが増えたというしかありません。
8月最後の日に何かいいことが起こらないものでしょうか。9月になってからの4カ月で劇的な新たな出会いは起こってくれないものでしょうか。
『禍福は糾える縄の如し』
古来、人生だけでなく世の中の動きは、撚り合わされた縄のように幸と不幸が交互にやってくる。言い換えると、モノゴトはすべて幸不幸のバランスを取ろうとするものだと言われてきました。
その教えに従えば、そろそろコロナと共存する道を確立させて、“気の流れ”を上昇させる時がやって来てもいい頃ではないでしょうか。
こんな願いを抱いているのは僕だけなんでしょうか。
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