遅々として進まず、母として……
まだまだ続くぬかるみぞ
出版社に入社して最初に配属された部署に毎月締切間近になると必ず「遅々として進まず、母として……ハッハッハ」と「まだまだ続くぬかるみぞ」と独り言をつぶやきはじめる先輩がいました。
初めて聞いた時は「いつもは明晰で冷静なこの人でも締切直前になるとダジャレや自虐的な言葉で息抜きをするようになるんだなあ」と思っていました。しかし、毎月聞かされるようになってからは例月の風物詩的なものと聞き流すようになっていたと記憶しています。
今週の僕はまさにこの状態でした。外部に頼らざるを得ない課題を切り崩していくのにてこずってしまい、動きが急激にスローダウンしていまったのです。
コツコツと結果を積み上げていくために絶対に必要な作業がクリア出来ない時ほど疲れる瞬間はないという定理を改めて思い出していた時に浮かんできたのがこのふたつのフレーズだったのです。
「あの方は今どうされているんだろう。あの頃は若くて何をやっても楽しかったなあ」などと思い出に浸っていると、「今週のオマエはどうだったんだ。やるべきことに体当たりでぶつかってきたか」という天の声が戒めのように聞こえてきました。おっしゃるとおりです。取り組み方が甘かったと反省しています。
週末を使ってまとめられるところをまとめて、月曜日から再始動することにします。このままでは終わるものも終わりませんからね。
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