祝日感覚なし
今日が休日だったことを忘れていました。文化の日だったんですね。
いわゆる祭日、というか旗日を休みにカウントしなくなって早10数年。世間さまの事情と合わせようと積極的に意識しない限り、いつもどおりの生活を過ごしてしまい、思わぬところでズレを感じるのが当たり前になってしまいました。
今、日本では「国民の祝日」と「国民の休日」、そして「振替休日」の3種類の休みをまとめて「休日」と呼ぶようになっています。おかげで何がお祝いすべき日なのか、単なる記念日なのかさっぱり分からなくなってしまったという人も多いのではないでしょうか。そもそも、祝日だから国旗を掲揚しようと考えている人自体が極少数で、「なんだか分からないけれど、カレンダーが休みになっているから休もう」と考えている人がほとんどではないでしょうか。
以前は文化の日だから美術館へ行ったり、音楽に浸ったり、読書に勤しんだりする習慣があったように記憶しています。特段何をするわけではないけれど、文化の日は文化的な生活をする日だったわけです。
僕のように休日そのものを忘れてしまうのもいかがなものかと思いますが、祝日の意味を忘れてしまう風潮も見つめ直すべきことなのではないでしょうか。
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