ヒンヤリとした空気が
冬を思い出させる
数日ぶりに寒い一日でした。寒いとはいっても極寒の頃と比べればしのぎやすいもの。むしろ、ひんやりとした空気が心地よく感じられました。お天気の神様が「春間近といっても、まだ冬は続いている。気を抜くな」とおっしゃっていたのでしょうか。
これがいにしえの賢人なら「何事もモノゴトはひと筋縄ではいかない。3歩進んで2歩下がると心得よ」と言っていたかもしれません。
と、急に寒い日に逆戻りしたので、今日は数日ぶりにモコモコダウンをガッチリと着込んでの外出です。さすがにフリース、ヒートテック、手袋という“極寒の三種の神器”には手を出しませんでしたが、それでも準極寒仕様であることには間違いありません。
久々に寒気を感じながら歩いていて「ピリッと引き締まった空気も捨てがたい」と感じ、まだ身体が冬仕様のままなのを改めて思い知らされてしまいました。きっと春本番になるまで、こんな“気持ちの揺り戻し”があるんでしょう。
これからしばらくの間は、冬の名残りを楽しみながら春本番の訪れを待つことにします。
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[season12/0308/23:25]
『啓蟄』‥虫たちが巣ごもりから目を覚まし、地上に這い出る頃
photograph:FLOWER PEACH/ueno toshogu botan-en, ueno
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