∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 気持ちの振幅 ≡≡

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一日の中で最低から最高へ。
振り幅の大きさに我ながらびっくり

【極私的“今日の出来事”】
 午前中、期待していた案件の答えが出た。“アウト”である。期待値が高かっただけに、かなり気落ちしてしまったのだが、落ち込んでいても始まらないと思い直し「これも運気の流れ。トライ アゲイン」と気持ちを整理することにした。

 そんな日の夕方。

 落胆した気持ちが時折頭をよぎるなか、つい暗くなりがちな気持ちを抑え込んで、とある会合に出かけた。20年近くご無沙汰していた旧知の集まりである。

 実は、昔の知己とのつながりを極端に避けてきた私にとっては画期的な出来事なのだが「この集まりだけはどうしても行かねば」というある種の使命感を感じて出席することにしたのだが……。

 会場に入って懐かしい顔を見た途端に使命感も何もすっ飛んでしまった。懐かしい顔や声に触れているだけで気持ちが緩んでくるのだ。湿っぽい話題が出て当然の会だというのに、趣旨を忘れてすっかり和んでしまったのだ。

 今夜出会った旧知の皆さんには申し訳ないが、私にとって今夜の集まりは過去のことと今朝のことの両方に効くリハビリだったのかもしれない。再会出来てよかった。本当によかった。ありがとうございます。

 それにしても、気持ちの振り幅が異常なほど大きな一日だった。一日の最後を迎えようとしている今、改めてこんな日もあるんだと自分に言い聞かせている。
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[season12/0314/24:50]
啓蟄』‥虫たちが巣ごもりから目を覚まし、地上に這い出る頃
photograph:FLOWER PEACH/ueno toshogu botan-en, ueno
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