朝は晩夏
午後は秋本番
そして、夕方近くからは初冬に
ゾクッ、サムッ。
今日は午後から寒くなるということは聞いていました。でも午後半ばまでは肌寒く感じる程度だったので、ちょっと安心していたんです。
ところが、ところが。時間が経つにつれて寒さが身に凍みてきたんです。長袖シャツと薄手のコートという出で立ちでは“耐寒能力に難あり”の状態になってしまったんです。
大急ぎで帰宅すると、猫軍団も寒くなったのでしょう。ベッドの上に3匹、プリンターの上に1匹と全員が勢揃いしていました。夏の間は食餌の時以外家に寄り付かなかった彼らも、この寒さで家猫風の暮らしに切り替えたのでしょう。
午前中は夏の暑さが残った晩夏。午後になると秋本番。夕方近くからは一気に初冬に。今日は一日で数週間分の季節の移り変わりを体験しました。
昔の人は秋の日が暮れていくさまを「秋の日はつるべ落とし」といいましたが、今日は「気温がつるべ落とし」です。
今年も暑すぎる夏から凍えるほど寒い冬へ一気に変わっていくんでしょうか。これでは快適に過ごせるはずの秋が短すぎます。秋は夏の暑さを癒やしつつ、厳しい冬に備える体力を蓄える時間のはずなのに、今日のような寒さではついていけません。場面転換が早すぎます。
マッ、自然の移ろいには従うしかありません。とりあえずヒートテックを引っ張り出すことにします。
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[season12/1005/25:00]
『秋分』‥秋の彼岸。自然の舞台転換。昼夜の長さ。新米。曼珠沙華。
《水始涸》‥みずはじめてかる‥田の水を抜き稲刈りの準備をする頃。
photo:IKE-NO-HATA view from UENO-SAKURAGI, taito city
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