なぜか「並び」に魅力あり
今日は1月11日。「1」が3つ並ぶ「並びの日」だ。
人間の心理とは妙なもので、どういうわけか、同じ数字がズラリと並ぶと縁起がいいと感じてしまうもの。並ぶ数は多ければ多いほど“ありがたい”と感じてしまう。つまり、11月11日は毎年幸運日ということになる。
日付だけではない。たとえばコンビニで買物をしたとき、支払額が偶然555円になったりすると、PayPayの抽選に当たったときよりも嬉しく感じてしまうものだ。しかも、55円ならあまり感じないが、5555円となると「オオッ、ラッキー」である。商品価格でよく使われる「98円問題」のように意図的に仕掛けられた数字とはまったく違う「運の良さ」を感じてしまうものだ。
実利を伴う同数字の数列の代表格には、パチンコの777や555があるが、こちらは確率論に基づいてプログラミングされたもの。厳密に考えれば運でもなんでもない。日付が並ぶのとはちょっと意味合いが違うだろう。
数字のマジックでもないし、偶然そうなったわけでもない。それでもヒトは数字が並ぶといいことがあるハズと思ってしまうものだ。
さて、「1並びの日」に何が起こるのか楽しみにしていよう。何も起こらなかったとしても、気持ちのハリは違うはずだから。
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［season13┃11 Jan. 2023┃10:00 JST］
KAN-BOTAN(WINTER PEONY)：
ueno botan-en, ueno toshogu, taito city
Photographed on 28 Jan. 2022
