∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 誕辰和色は『若竹色』 ≡≡

【誕生日特別版】
私の運命色は『若竹色』

 グラフィックデザイナーを始めとして色選びに神経を使う人たちは短冊型の色見本(カラーチップ)をよく使う。そのチップには印刷再現できる色がほぼ網羅されているのだが、フランス、中国、日本に関しては特に色に対しての感性が鋭いことから伝統色としてまとめたものがある。
 この例を見ても、古来から日本が色に関しての感性が強い国ということが分かる。数百色あると言われているそれらには重要な儀式用の色も含まれているが、それ以外にも、地位や役職を示すもの、自然の移ろいを表したもの、家柄を示したものなどが揃っている。

『伝統色のいろは』というウェブサイトではそんな日本の伝統色を誕生日毎に割り振り『誕辰和色』と名付けてリストアップしている。
 それを参考にすると私の誕生色は『若竹色』ということになるそうだ。

『若竹色』(R:124 G:194 B:142/C:60 Y:60)。色の個性としては「飲み込みが早い」「非凡でいたい」「閃き・発想の刺激」などがあるという。自分で言うのもなんだが、当たらずとも遠からずである。
 まあ、この歳になると『若竹色』というよりも茶色い『老竹色』といったほうがよさそうな気もするが、一生ついてまわる誕生色なのでヨシとしておこう。

 今日4月25日は私の誕生日。ネガティブに捉えれば「またひとつ歳を重ねてしまった」「よくぞここまで生きてきた」「誕生日とはいっても日常生活に変わりはない」とも言えなくもないが、それにしても、とにかくめでたい日である。

 今、私はこれからの一年も精いっぱい生きていこうと改めて気持を引き締めている。

※参考資料:伝統色のいろは https://irocore.com/
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[season13┃25 Apr. 2023┃11:50 JST
┃CHERRY BLOSSOM in YANAKA 7/9┃
shinobazu pond, ikenohata, ueno park, taito city.
Photographed on 31 Mar. 2021