∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ ひと息つけたのは誰 ≡≡

電気料金値上げ決定

 ウェザーニュースの予報だと東京の今日の最高気温は30℃、明日は31℃になるという。自宅にいるとすれば扇風機にするかエアコンにするか迷う気温だ。ちなみに私の場合は「電気代がもったいないから扇風機にしよう」だ。

 そんな季節外れの暑さに見舞われそうになっているところに「政府は6月請求分からの電気料金値上げを容認した」というニュースが飛び込んできた。東京電力の場合は15.9%だそうだ。
 今年1月から施行されている「電気・ガス価格激変緩和対策事業」で1kWhあたり7円の補助が出ているとしても値上げであることに違いはない。
 当初、申請していた29.3%と比べれば圧縮されたようにみえる。しかし、斜に構えて捉えれば、政府の「努力しました」という声と、電力会社の「理想的な経営環境を取り戻すには足りないが、申請時に読み込んでいた圧縮率の範囲に入っているので受け入れよう」という声が聞こえてきそうだ。
 おそらく、この上昇率でもこの4月から支給されている賃金の上昇にも耐えられるのだろう。電力会社としては「これでひと息つける」と感じているのかもしれない。

 結局、我慢と節約に心がけるのは一般使用者、つまり我々だ。

 真夏の酷暑を乗り越えるのはなんとかしよう。しかし、政府補助が終了する10月以降は今以上の節約術を考えるしかない。今のところは、これまで以上にエアコンの設定温度を下げて、服を着込みながら真冬の寒さに耐えるようにするしか思い浮かばないが何かある、そう思うしかない。
 だが、電気料金の値上げは電力を使う事業すべてに関わることだけに諸物価の値上げにも影響してくるはず。ここまで散々聞かされてきた「原材料費や運送費や燃料費の高騰による値上げ」も引き続くことになるのだろう。

 毎月「収入は据え置きだが支出は増える」と感じている私のような人間はどうすればいいのだろう。途方に暮れず前向きに考えようとしても限度がある。さて、どうしたものだろう。
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[season13┃17 May 2023┃11:35 JST
┃METASEQUIA┃takashimadaira itabashi city.
Photographed on 16 Apr. 2023