食生活に直結する可能性大の
鳥インフルエンザ発生
ここ数ヵ月、日本では鳥インフルエンザが拡大した結果玉子の値段が高止まりしているということくらいは私も知っていました。品薄で高騰している玉子の需要を満たすためにブラジルから卵液を輸入し始めていることも知っていました。スーパーでも12個100円台で買えていたモノが300円近くになっているのも確認しています。
急騰を免れている正肉を食することで“鶏さま”とのご縁はかろうじて繋がっている状態といっても言い過ぎではないと思います。
ちなみに、鶏ももの生肉が大好きな我が家の猫軍団は食料調達係の気持ちも知らずにバクバクと食べています。
そんな混乱のなか、ブラジルでも「野生の鳥に鳥インフルエンザが流行し始めている」というニュースが飛び込んできました。
今のところ食肉用の鶏に感染は発見されていないとのことですが、いつ感染が広がるか予測できません。
万一、感染が発見されるとブラジルでも日本と同様に殺処分されるとか。つまり食肉も卵液も激減するわけです。
輸入量が減れば当然ながら輸入価格は上昇します。同時に需要が増える国内産も価格は上昇するでしょう。つまり“鶏”は玉子だけではなく正肉も値上げされるわけです。
正直言って「エー、鶏も上がるの!」です。
価格の安い輸入鶏肉で残っているのはタイ産だけになってしまいました。世界的なサプライチェーンを考えると、タイ産だって値上げされてもおかしくありません。
何もかも値上げ値上げの昨今、鶏だけはと思っていたのに……。ブラジルで鳥インフルエンザが拡大しないことを願うことしかできないんでしょうか。
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[season13┃24 May 2023┃11: JST]
┃TSUTSUJI at NEZU-JINJA┃nezu-jinja, bunkyo city.
Photographed on 12 Apr. 2023