──夏、ど真ん中──
猛暑・台風・甲子園
盆・暮れ・正月・甲子園
夏の甲子園が始まった。
正式には「全国高等学校野球選手権大会」だが、それよりも「高校野球」や「夏の甲子園」として、スポーツ・イベントではなく夏の風物詩と捉える人の方が多いのではないだろうか。大袈裟に言えば「盆・暮れ・正月・甲子園」だ。
そんな甲子園の開会式を見ていて私は「ああ、甲子園にも4年ぶりに本来の形が戻ってきた」と感じたのだが、同じような感慨を抱いた人も多いのではないだろうか。
私は大ファンではない。どちらかというと “やっていることに意義がある” と思っている人間だ。それでも、出身地の代表校が勝ち進むと、気になって、テレビ朝日の『熱闘甲子園』を見たりしている。
これまでの数十年、私は夏の甲子園を開会式から準々決勝あたりまでが「夏ど真ん中」で、優勝戦が終わる頃は秋の気配が見え隠れしてくる時期だと思ってきた。
今年は7月後半からすでに酷暑の夏がはじまってしまったため、例年どおりとはいかなさそうだが、それでも決勝戦の頃になれば、私のことだ、「もうすぐ秋だ」などと勝手なことを言い始めるに決まっている。
ともあれ、始まった。
選手諸君・応援団諸氏・関係者各位。「かち割り氷』片手に、精一杯、2023年の夏を彩ってください。私もチラッと応援します。
──『ああ、栄冠は君に輝く』──
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［season13┃06 Aug. 2023┃13:00 JST］
┃TOKYO : SKYSCRAPER at DOWNTOWN┃
nippori, arakawa city.
Photographed on 08 May 2020
