とうとう来たか。
今度は
コロナ+インフル+ウイルス性胃腸炎
今年5月に新型コロナの5類に以降相当に変わって以来、街ではマスク姿で歩く人がめっきり減った。たしかにこの夏は久しぶりに制限なしで過ごせたが、なかには収束したわけではないのに「5類移行=収束」と勘違いして開放感に浸った人もいる。
5類感染症には「ウイルス性B・C型肝炎」「急性脳炎」「AIDS」「侵襲性インフルエンザ」など22種類の感染症がリストアップされている。5月から新型コロナもこの分類に属する疾病になったわけだ。
どれもこれも “怖そうな” 病気ばかりである。けっして軽い病気ではない。ちなみに多くのインフルエンザは5類以下に分類されている。新型コロナがインフルエンザより怖く、厄介な病気だと位置づけられていることに間違いはない。
そんな新型コロナが再流行しようとしている。第9波である。しかも今回はインフルエンザとウイルス性胃腸炎が三つ巴になって襲って来ているらしい。
原因や症状によって違いはあるが、40℃近い発熱・震えが止まらないほどの悪寒・繰り返し襲ってくる嘔吐と下痢・激痛を伴う咳・強い痛みを伴う関節痛・経験したことのない倦怠感などが混在して襲いかかってくるというのだ。
警戒意識が薄れて「コロナ何するものぞ」の人が増えてきただけに、今回は一旦爆発すると収拾がつかない危険性もはらんでいるといっても過言ではない。
明日20日から始まる “新型コロナの秋接種” も、これだけ解放された気分のなかではどれだけ接種率が高まるかも疑問だ。
どうも、もう一度「マスク・消毒・手洗い・小声・距離を置いた接触」という悪夢の時間が再来する可能性だって否定できない状況に戻りかねないようだ。
ノーマスクが「ひと夏の夢」に終わらないように、個々人で、再度、予防精度を高めたほうがよさそうだ。
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[season13┃19 Sep. 2023┃12:50 JST]
┃TOKYO : PRAY for miscarried babies┃
kaneiji ryodaisi, taito city.
Photographed on 02 Jan. 2023