－日本航空石川高校出場－
わけもなく
涙がこぼれ落ちたオッサンがここにいます
昨日、3月18日から開催される選抜高校野球大会の出場校が発表されましたが、32校選出されたその中に「日本航空石川高校」の名が入っていました。能登半島地震で甚大な被害を被った輪島市から野球部だけが山梨県甲斐市に避難して練習を続けてきた高校です。
高校野球自体「興味はあるけれど、のめり込むほどのファンではない」私ですが、今回の日本航空石川の出場決定を知った時は涙が止まらないほどジーンと来ました。おそらく、どう贔屓目に見ても甲子園出場に縁がない我が母校が出場するような奇跡が起こっても、これほど感動しないだろうというくらいに心を揺すぶられたんです。
実績が評価された結果とはいえ、地震被害で野球どころではなくなっていた彼らにとっては当然ですが、被災されたすべての皆さん、復旧に尽力されている皆さんなど地震被害と向き合い続けている関係者全員にとって「一条の光明」どころか「燦々と光が降り注ぐ」くらい嬉しい知らせだったはずです。
察するに、被災直後は避難するするだけで精いっぱいだったのに、集団避難したおかげで練習拠点だけは確保できた彼らが、被災された皆さんの心の支えになることは間違いないありません。
これまでは春の風物詩的に何気なく見ていた高校野球ですが、今年に限っては少しだけ注目します。野球の結果だけじゃなくなりそうですからね。
≡≡［season14］13:10/Jan.27/2024 -大寒-≡≡
┃SWEET and SOUR in WINTER┃
－Accent color in extremely cold weather－
NIshi-Nippori, Arakawa city.
Photographed on Jan.13/2023
