∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

追伸、太陽の党

【日活・青春路線】


 石原新党改め、『太陽の党』が旗揚げ、たちあがれ日本の平沼代表とともに共同代表という立場で記者会見が行われたというニュースが飛び交っています。党の綱領と同時に政策も発表されました。かなり保守的で、かなり攻撃的な内容だと感じましたが、それよりも、なんといっても石原氏の「必ず衆議院選挙前に第三極は大同団結します」という決意がにじみ出た指針のほうに関心がいってしまいました。大同団結して“関ヶ原の戦い”に備えるという言葉もさすが政治が戦いであるということを熟知した老政治家らしいのではないでしょうか。
 これから日に日に続報が出てくるはず。大言壮語型の橋下氏との発言の違いなどにも注目していきたいと思っています。


 それにしてもクレヨンで描いたような太陽をイメージさせるロゴマークといい、ヴィンテージ感あふれるタイポグラフィといい、完全に往年の日活青春路線そのものじゃありませんか。ここまで石原裕次郎が大抜擢された映画『太陽の季節』の印象をリメイクさせる必要があるのかな、などと思ったのは僕だけではないと確信しています。


 あの大失敗した東京新銀行設立も含め、石原氏が“必ず”と発言した場合、その案件は無理矢理にでも必ず実現させてきたことを考えると、今回も「有言実行」の政治を推し進めることは確実でしょう。……その点が大阪の方とはひと味違うところだと感じてもいるのですが……。
 さて、どんな展開になるのか。日本はどんな道を進んでいくのか。自公民などの旧来政党が引き起こした政治の閉塞感がどんな形で解放されるのか、興味津々です。