【今日、発射?】
ここ2週間ほど北朝鮮によるミサイル発射が毎日のように「今日、発射か」というニュースが飛び交っています。そして毎日、発射はさせないまま終わっています。
激烈な威嚇発言と準備行動で世界中を挑発し続けて、世界の注目を集め、自らの立場を優位に持っていきたいという“たくらみ”は誰もが感じているところ。それでも警戒するのは“万一”に備えているだけ。こんな一般的な思考回路を嘲笑っているかのような北朝鮮の行動にいつまでお付き合いしないといけないのでしょう。そろそろガツンと言う時が来ていると思うのですが。
この騒ぎでメリットと言えば、有事の際の予行演習が出来たというくらいのものと冷ややかに見ているのは僕だけではないばずです。
ニュースによると韓国とアメリカがジワジワと懐柔策、つまり「金で片付ける」方策にシフトし始めたようです。
たとえ北朝鮮であっても「平和は何物にも替えられない」という発想でしょうが、同時に「また、やられたか」と心の奥底で感じている人がほとんどではないかと思っています。確かに戦争となれば不幸の連鎖が起こるのは必至。可能な限り平和を追求するのは当然のことでしょうが、こと北朝鮮に関しては目に余るものがあり過ぎて「悪の策士よ、いい加減にしろよ」と言いたくなってしまいます。
おそらく、ミサイル発射もフロックで発射されることはないと思っている人が大半の今、国際政治のパワーバランス、いや、“挑発シュミレーション”は、世界からの「肉を切らせて骨を切る」という結果に終わることが目に見えているのに。もう少し、ウンザリしながら注目していきましょう。
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