【自浄作用に期待して】
ここ一年近く、僕は「怒り」をできるだけ出さないようにしてきました。どうしてこんな禁欲的な境地に自分を追い込んだのか、ここへ至るまでいろいろな出来事があったことはご想像にお任せしますが、とにかく怒ることから離れ淡々と生きることを選んだわけです。特にブログ上では人や団体に対しての怒りはもちろんのこと、批判することも控えてきました。
ちなみに、怒ってしまいそうな人や出来事が出てきた場合、その話題をできるだけ直視しないようにして、自分の思考回路を活性化させないようにしてきました。
そんな僕ですが、今、ひとつの「怒りの種」が心のなかで大きくなっています。信じていたのに裏切られたと強く感じたことからきている怒りです。あと少し、未だに隠されているいるかもしれない事実が明らかになれば、きっと言いたい放題、正論から詭弁まで交えて批判すると確信しています。
そうは言っても、もう少しだけ事の推移を見守りたいと思っています。自浄作用はもとより、周囲からの真摯な指摘やそれに応えようとする姿勢もあるでしょう。そんな変化を注視していこうと思っています。しかし……。
朝日新聞さん、どうやって決着をつけますか。はっきり言って今回の訂正は世界政治にまで影響をおよぼすこと必至ということはお判りのとおり。居直りも、話のすり替えも、もちろんベタ降りも許されない衝撃的で決定的な失敗をどう収めるのか、静かに見守らせていただきます。雑音に惑わされることなく、企業の倫理観も含めて、真実を浮かび上がらせる努力を続けていただけるものと確信しています。
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