【政治も天候も】
寒いですねえ。一気に真冬に突入しました。東京はまだ降っていませんが、これで雪が降ればもう完全に「冷凍庫入り」になりそうです。
そんな急激な気温低下の横で、急激な円安も進んでいます。為替のプロでなくても一ヵ月程度で10円以上の値動きは異常なことはよく判ります。いくら石油が安くなってもそれ以上に輸入品全般が値上がりしてしまったらただでさえギクシャクしている日本経済にヒビが入るのは目に見えています。しかも、円安に耐え切れず活動を停止せざるを得ない企業が増えてしまえば、経済活動は完全に崩壊してしまうことだって考えられます。
そんな中、寒空の中で衆議院総選挙の運動は続けられています。特に自民・公明はアベノミクスの実現を確約しながらの選挙運動です。が、しかし。ここで円安がこれ以上進むとどうなるのでしょう。どんな経済政策だってこの異常な円安には勝てないのでは。当然アベノミクスだって失敗します。
総選挙の裏で即効性のある円安阻止を進めないと「どえらい」ことになりそうです。日本の社会自体に「上げ潮」の傾向が見えない緊急事態発生ということで露骨な介入でも許されるのではないでしょうか。
天候の動きは人間には変えられないとしても、経済の大きな動きは「焼け石に水」程度でもある程度人間の手で調整出来るはずです。その姿勢を明らかにするだけでも違うはず。ぜひとも週明けにはドラスティックな発表があるように願っています。
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