∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

Cメールがきました

【明日、手術します】

 昨日のブログでお話しした友人夫婦の入院騒動に動きがありました。友人をショートステイに送り出したあと、ひとりで入院した奥様からCメールが届いたのです。曰く『入院しました。明日手術です』。
 なんともそっけない文面ですが、きっとこのテのことが苦手な彼女にとっては大変な作業だったはず。しかも病院内からのメールということで遠慮もあったのではと想像しています。
 新しい環境を受け入れることが出来ず、場合によっては拒否が怒りに変わってしまうご主人をようやくショートステイという初めての経験に送り出し、やっと自分も入院ができるという安堵感の中で送ってくれたメールです。
 僕の友人が認知症を発症する直前、彼が脳梗塞で入院した時も24時間体勢で付き添っていた彼女。ご主人が何らかの理由で入院することは覚悟
 ご自身が入院するためにご主人をショートステイという「他人しかいない世界」に飛び込ませてしまうことになるとは想像もしていなかったと思います。
 とにかくこの夫婦、どんな場合も二人一緒が原則というベタベタの夫婦なんです。それなのに、大袈裟ではなく夫婦にとっては数十年ぶりの別居がこんな形で現実のものになるとは。身中を察すると不安ばかりが渦巻いているのではないでしょうか。

 今日の手術が成功し、予定通りにご主人を迎えに行けることをお祈りしています。同時に僕の友人が施設から脱走したり、介護士の皆さんに暴力を振るったりしないことも祈っています。

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