【疲れるのは頭です】
出版社で働いていた時から「ずっとコンピュータを見ていて目が疲れませんか」という質問を受けることが多かったのですが、そのたびに「いえ、まったく」と答えてきました。
20年くらい前は、あまりコンピュータを使われていない方からの質問がほとんどでした。それが今は……。特に若い方からは「オジサン、大丈夫? 無理しなくていいよ」というニュアンスを含んだ皮肉を含んだ問い掛けというが多くなってきたのが気にかかってはいますが、それはさておき。
人と会うこともリサーチもないし、大量のメモを書き留める必要もなかった今日もかなりの時間をキーボードの前で過ごしました。当然、モニターも見続けです。
そして今、一日の終りを迎えて感じるのは「目は疲れていない。疲れたのは頭だ」ということです。
まだ手書きが当たり前だった若かった頃のほうが目の疲れを感じていたように記憶しています。夜になると目が充血して、目の下に熱を持っているように感じたものです。
同時に、二の腕が痛くなり、しっかりマッサージして翌日に備えることもありました。しかしそれも、コンピュータを相手にするようになってからは、よほどのことでもない限り感じなくなりました。ましてや腱鞘炎なんてまったく考えることもなくなりました。
今日もそうでした。何度も言いますが、目は疲れていません。腕もダルくありません。頭が疲れているだけです。ひょっとすると、思考そのものが自分のキャパを越えたのかもしれませんね。
明日も頭が疲れるまでコンピュータと過ごすことになりそうです。……けっこうじゃないですか、やってやろうじゃありませんか。
ということで、本日は終了します。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。
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