【手書きで書く習慣を取り戻せ】
「今日は一日勉強に集中できそうだ」。僕にとってはめったにないチャンスです。
教科書を開き、一度読んで架線を引いてきた箇所をノートに書き写し、思いついたことも書き込む。そんな学生のような作業を繰り返したのですが……。
文字をキーボードで打ち込むことばかりになってから長い時間が経ったためか、手書きでノートを取ることを苦痛に感じることが増えました。特に今日のように長時間手書きで作業を続けると腕の痛みが気になるのです。
文字を書かないことには先に進めない仕事についていた僕は、若かった時は一日１万字を筋肉痛が出るか出ないかの目安にしていました。今も成れの果てのように文字は連ねていますが、キーボードなら１万字なんてなんてことはない字数なので、筋肉痛なんて起こりませんが、当時は大問題だったのです。
そんな手書きの文字をノートで数ページ取っただけで腕が痛くなり、何度もマッサージやワークアウト運動を繰り返さないと目標にしていた所までたどり着けなかったのです。
たったこれだけでダメになるなんて、どこまでヤワになったんだと呆れたり、情けなくなったり。歳を取ったので体調には気を使うようにしてきましたが、腕の筋力維持まで気を配らないといけなくなるとは思ってもみませんでした。
訓練も兼ねて、手書きを増やすようにしないといけないのかもしれません。
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