∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 人類初の快挙……わからん! ≡≡

気宇壮大過ぎるブラックホールの確認

 ──人類初の快挙! 仮想の地球サイズの電波望遠鏡(イベント・ホライズン・テレスコープ)の技術を使ってブラックホールの撮影に成功──

 率直なところ「そう言われてもなあ」としか言いようのない研究結果が発表されました。
 なんとなくですが、ブラックホールとは理論上想像を絶するような質量と重力のため光でさえ閉じ込められてしまう空間ということくらいは知っていました。早い話が何もかもが吸い込まれてしまう見えない空間ですよね、きっと。
 そこに吸い寄せられるチリや星の破片が燃えている状態が確認できればブラックホールの存在が確認できるということも理解できたつもりです。昔、本で読んだことがあるんですから……。

 しかし、しかしですよ。世界各地に散らばっている8基の電波望遠鏡を連携させて地球規模の巨大電波望遠鏡に見立てて空間を撮影するってどういうことなのかよく判りません。電波望遠鏡と普通の望遠鏡の仕組みの違いが判っていないので“連携”、つまりシンクロさせるというワザってどういうものなんでしょうか。連携させれば地球規模の巨大電波望遠鏡になると言われても「バラバラに設置されたものがどうしてひとつになるのか」という理屈がどうも掴みきれないんです。

 しかもですよ。今回のターゲットはM87銀河だったとか。ウルトラマンの故郷であるM78星雲と関係があるのかどうか、それも判りません。土台、5400光年離れた所に存在する銀河と言われても「ああそうですか、それで」としか言いようがないですからね。

 理論物理や天文の学者の皆さんが取り組んでいらっしゃる研究は気宇壮大過ぎて、それがノーベル賞クラスの研究だと騒がれても「わからん!」としか言いようがありません。きっと凄いことなんでしょうね。
 今のところは、こういう研究や実証実験を積み重ねて、人類が知らなかった事象を確認し応用していくということが重要なんだと理解しておけばいいんでしょうか。まあ、それ以上は理解しようにも理解できないと思いますが。

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