動作と視線が心に刺さる
いつもどおりの食餌時間が狂いはじめて3日。居付き猫たちの待ち方にも変化が出てきたようです。
いつもなら、食餌準備の音が聞こえてから窓からドドドッと入ってくるのに、今日は全員が狭い我が家の中で“お待ち”になっていました。
僕の顔を見た途端に声を掛けてくるもの、足元をスリスリし始めるもの、パンツによじ登ってくるもの、ジッと見つめたまま動かなくなっているもの、空っぽになったエサ箱の中で目をつむって座っているもの……。
スタイルは様々ですが、要は
「おなかが空いたから早くゴハンちょうだい」です。
ちょっと遅くなっただけなのに、ここまでクレームが来るとは思ってもみませんでした。まるで「夕方のこの時間は食餌準備でしょう」と責められているような気分です。
ご近所のお宅数軒を巡回しながら生きている居付き猫なんだから、こういう時はそれなりに工夫してくれればいいのにと勝手に思い込んじゃいけないんですね。
まあ、準備が終わり、彼らがガツガツ食べているところを見ていると、それだけでホッコリ出来るからいいんですけどね。
さあ。御飯が炊きあがれば僕の食事時間です。やはり食餌係は後回し…、ですね。
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