∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ やっと静かになった ≡≡

食餌も運動会も終わりました

 居付き猫軍団の食餌が終わり、僕も夕食を済ませた頃、子猫たちの運動会が始まります。

 ドタドタ、ドドドッ。バタッ、バタン。

 今夜も部屋中を立体的に駆け巡ったり、くずかごをひっくり返したり、仏壇にダイブしようとチャレンジしたりと大暴れしてくれました。

 この時間帯が訪れると「かあちゃん」をはじめとした大人猫たちは外出して、騒動から避難してしまいます。つまり、僕ひとりを置いて自分たちだけで静かな食後を過ごしているのです。
 自ずとひとり取り残された僕が、時にフィールドアスレチックの職員になり、時に保育園の保育士さんになり、時に掃除夫になり、時に看守になってこの大騒ぎに向かい合わうことになります。

 そして約1時間経つと、ようやく静かな時間が訪れます。期限は明日の朝5時頃まで。朝ごはんの時間になるまでは「自分だけの時間」が過ごせるのです。
 朝から夕方まで“彼らから与えていただいた静かな時間”を足せば一日の内静かな時間のほうが多いことは確かですが、合計2時間とはいえ、賑やかすぎる時間のインパクトが強すぎて強すぎて……。
 特に静かな夜が訪れるとホッとしてしまうんです。いわば、我が子の子育てと同じ。僕はこの時間帯に、落ち着いた環境の中で自分を取り戻すことがいかに大切さかを噛み締めているのかもしれません。

 フー、今日もみんな元気に過ごせてよかった。これで一日を終わらせることが出来ます。おやすみなさい。明日が素晴らしい一日になりますように。

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