「後悔先に立たず」寸前で回避
着信済のメモリーが溜まったから一回削除しよう。ここまでは普通の作業です。ですが今回は、着信後返信しなかった電話の中に待ち望んでいた電話があったことを見逃してしまったんです。
電話番号だけが表示されていたので「ハイ、削除。これでスッキリ」と思った次の瞬間「アッ、待てよ。あの局番はひょっとすると…」。僕のオッチョコチョイな性格が災いしてしまいました。
削除してはいけない番号だと気がついたのは、いただいていた名刺を再確認してから。着信後30時間くらいは経っていました。
大至急、相手先に電話を。
「何も考えずに削除してしまったんですが、ひょっとしてご連絡いただいてたんでしょうか」。見事なおとぼけ具合いだとは判っていても、やむを得ません。たまたま局番が同じだっただけで違う相手だったのかもしれないと思うとおとぼけで切り抜けるしか考えつかなかったんです。
ありがたいことに先方の反応は冷静そのもの。オッチョコチョイのおバカなオヤジなんて印象は腹の中に収めてといったところだと思います。
いいことがなかった今週。最後にいいことが起こったようです。今の心情は「失敗寸前で助かった」といったところです。着信を削除しただけでチャンスを逃したなんて情けないですからね。
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