∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ なるほど自転車の練習か ≡≡

子供にとって自宅待機は酷な要求だけど

 スーパーにひとっ走りして買い出しを済ませた帰り道のことです。二組の母子が子供の自転車の練習をしていました。
 女の子と男の子。おそらく幼稚園児だと思います。真剣な顔つきと大きく見えるヘルメット。フラつきながらのハンドルさばきと足ブレーキ。まさに初心者という様子で走ってきた二人からは「只今練習中」のメッセージが発散されていました。いわば、公園で充分に練習したあとの自転車版路上教習といったところです。

 お母さんも考えたものです。子どもたちに「幼稚園がお休みの間に自転車が乗れるようになって、お友だちに自慢したら」とでも言ったのでしょうか。子どもたちだってニコニコしたとてもいい顔つき。練習で運動不足が解消されるうえに達成感だって存分に感じているはずですからね。

 少なくともこの二人に襲いかかったコロナショックは、お母さんが教官役になってくれた自転車教習でかなり薄らいだのではないでしょうか。

 あと少し。あと少し。落ち着くまではちょっとしたアイデアの積み重ねでしのぐのが正解なのかもしれません。

[0318 - 3425]