気がつけば立夏
5月5日。ゴールデンウィークど真ん中の今日は『こどもの日』。
今年はコロナが影響して遠出は出来ないけれど、いろいろな工夫を凝らして『こどもの日』らしい一日にしたい。そんな声がそこここで聞こえてくる一日になりました。
例年のように大イベントは計画出来ないけれど、親密に子供と触れ合える時間が増えたのでよかったというご家族も多いようなので、これはこれでよかったのではとも感じています。
実は僕、今日が立夏だということを忘れていました。コロナが蔓延するに従って、今日は何の日かを考える余裕もなくなり、暑いか寒いか、晴れているか雨なのか程度しか季節の移り変わりを感じなくなっているのかもしれません。
今、僕は毎日を“過ごし切る”だけで一日が終わってしまうなんて、なんだか虚しいなあと改めて思っています。
せっかく日本という「季節の移り変わりが日常生活のリズムに刻み込まれている国」に住んでいながら、季節の変化も捉えられなくなる日が来るなんて、考えたこともありませんでした。
新型コロナウイルスという経験したことのない闘いを続けることが精いっぱいで気持ちの余裕など、どこにも見当たらないというような生活からできるだけ早く離れられる日が来ることを願うばかりです。
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