暑さ厳しき折、
皆様にはいかがお過ごしでしょう。
猛暑にもコロナにも負けることなく
ご自愛ください。
6月から続く猛暑の影響で「暑さのピーク」という感覚が薄れてしまったが、二十四節気では今日から『大暑』に入る。『暦便覧』では「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されている。そして、これから約2週間もすれば季節は秋、立秋となる。
また「万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなる」とする自然哲学思想『五行』では立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間にやってきて「大きな変化を促し保護する働きがある」とされている土用のうち「夏の土用」の時期でもある。
連日の猛暑で疲れもピークを迎えている。そんな疲れにはうなぎが一番ということか、土用の丑の日はうなぎと決めている方も少なくないだろう。うなぎだけではなく、「土用餅」や「土用卵」など体力回復に効果があるとされるものを食する習慣も江戸期にはあったようだ。要は“元気になれる食べ物”というわけだ。
暑さに負けず、夏を楽しむ。
熱中症やコロナ禍という不安はあるものの、暑い暑いと言いながら夏を満喫するのが大暑には相応しい。
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[season12/0723/24:50]
『大暑』‥暑さのピーク。夏休み。熱中症。暑中見舞い。土用の丑。
photograph:FOUNTAIN / ueno park, taito city
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