大声は出さない
走り回らない
放課後はお家で過ごす
短かった夏休みが終わり、これで小学校に活気が戻ってくるぞと楽しみにしていましたが、校庭も、公園も、学校帰りの子供たちも……、どこへ行っても静かな“おりこうさん”しか見かけなくなってしまいました。
コロナや熱中症から子どもたちを守るために、先生も保護者も、当然子供たち自身も過ごし方に最大の注意を払っている結果でしょう。
放課後のサッカークラブで元気よく練習をしていた子供たち。
大声で話しながら走り回っていた子供たち。
公園のミニアスレチックをハラハラするような使い方をしていた子供たち。
図書館の自転車置き場の屋根の上に登って周囲を睥睨しながら喜んでいた子供たち。
みんな、いなくなってしまいました。
暴れん坊とかゴン太坊主たちはどこへ行ってしまったんでしょう。彼らの甲高い大声や、無鉄砲な遊び方が街角から消えてしまうなんて寂しすぎます。
コロナ禍が収まったなと実感できるのは、大声で騒ぎながら遊ぶ子供たちが帰って来た時なのかもしれません。
[0827 - 3595]