∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ マスクとヒゲの関係 ≡≡

無精ヒゲ、何するものぞ

 漏れてくる呼気で眼鏡が曇るのに戸惑っていた春、小鼻の辺りに汗疹が出るのではと心配していた夏、涼しくなって呼吸が楽になったと感じている秋。近頃、マスク姿にも四季折々のつけ心地があるものだと妙に感心しています。

 そんなマスク姿の日々のなかで四季を通して感じているのがヒゲの存在です。結論から言うと、ヒゲを剃らない日が増えて、無精ヒゲでも気にならなくなってしまいました。
 食事やコーヒーブレイク以外、外出先でマスクを外さないのが当たり前になったのに連れて「今日はヒゲ剃りはパスでいいいか、どうせ見えないし」と独りで納得している日が増えたように感じているのは、けっして僕だけではないと思います。
 印象だけですが、女性が口紅やチークに気を使わなくなった心情と近いものがあるのかもと思っています。

 もともとヒゲが薄く、2~3日剃らなくてもさほど目立たない体質のため、これまでもヒゲに対して無神経でしたが、マスク姿が当然になってからは、そんな無神経さに拍車がかかったようなんです。
 今日は火曜日。振り返ってみると最後にヒゲを剃ったのは確か土曜日でした。つまり4日目。かなりチクチクザラザラしてきましたが、鏡を見ながら「どうせマスク姿で人さまに見られることもないから、まだいいかな」と自分を納得させてしまいました。

 新しい日常とかニューノーマルとかいうスタイルをすべて実践しているわけではないけれど、無精ヒゲだけは時代に即している。こんなふうに感じている僕は“変なオッサン”なんでしょうか。

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