∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 『小満』の候 ≡≡

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艷やかに輝く青葉
耳に優しいせせらぎの音
万物が生き生きと動き
小さな満足感を味わえる頃

 『小満の候』。いつの間にか若葉が艷やかに輝く青葉に成長し、せせらぎの音が耳を優しくくすぐり、木漏れ日が目に心地よく感じる季節がやってきた。「麦秋」と呼ばれる麦の収穫期もすぐそこまでやってきている。

 二十四節気の『小満』は江戸時代に著された『暦便覧』に「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されているとおり、ものごとが満ちあふれはじめる時期である。

 梅雨時と重なり、ジメジメとした印象の強い時期だが、実は秋の収穫に向けた活気がみなぎり始め、万物が生き生きと動き始めるのがこの時期の特徴。秋の収穫が大きな満足感だとすると、今は、活気がみなぎり始めたことに小さな満足感、「小満」を味わう時期と言ってもいいだろう。

 季節の移り変わりだけでなく、コロナ禍の収束が見え始め、それぞれの私生活にも、小さいけれど前向きな変化が起こってくれる時期になってくれるとうれしいのだが、望み過ぎだろうか。

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小満』‥青葉繁れる頃。万物に活気がみなぎる
[0521 - 3788]
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