∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 素朴な疑問 ≡≡

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罹ってもすぐ治る?
元気だから罹らない
罹っても自分のせいじゃない

 コロナの新規感染者が爆発的に増えている。しかし、感染予防に対する人々の警戒心は薄らぐばかり。これでは感染者が減るわけはない。選択肢の乏しい治療法しか確立していない今、辛い思いをしないで済む方法は予防に徹することだというのに。

 暑いからマスクはいらない。うるさいそうな人がいれば口だけマスクでやり過ごす。 大声を出しながら飲みたいから朝まで開いている居酒屋で飲む。路上で飲む楽しさを覚えたから
 開会・閉会式の雰囲気を感じ取りたいから競技場の周囲に集まる。応援したいから沿道に鈴なりになる。
 去年も会っていないから今年は里帰りする。
 接種すると高熱が続いたり、腕が動かなくなったりするワクチンなんて打つ気はない。だいいち、アナフィラキシーなんとかっていう怖そうな“病気”になるんだったら絶対打たない。

 それぞれ理由はあるだろう。しかも、集まったからといって確実に感染するとは決まっていないのだから非難される筋合いはないだろう。

 だがしかし。軽くても長い期間後遺症で悩むかもしれない。少しでも症状が進めば、重篤な状態になる確率は急上昇すると言われている。重症というのは、苦しみながら亡くなってもおかしくない危篤状態のことである。これがコロナの現実ではないだろうか。

 コロナはまだ“未知の感染症”の枠を離れていない。医療や感染症の研究者が手探りで経験値を高め、そこで分かった乏しい対応策を取るしか感染予防策も確立した治療方法もないのだ。そんな病気に自分で決めた無勝手流で対抗すればリスクは高まるばかりなのだ。

 それなのに、皆さん怖くないのだろうか。コロナと戦うスベを熟知しているのだろうか。もしあれば教えてもらいたい。

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立秋』の候‥残暑厳しいなかにも秋の気配を感じ始める頃。
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