マスクの内側を汗がタラリタラリ
熱中症には要注意
暑かった。今日は暑かった。
久しぶりの猛暑日になった今日の昼間、私はずっと歩き回っていた。もちろんマスクを外すことなくである。おかげでマスクの内側を汗がタラリと流れる“夏マスク”状態を思い出した。
たしか出かける前に見ていたテレビでは「今日は猛暑日になりそうです。熱中症に気をつけてください」と言っていたのだが、おっしゃるとおりである。これだけ暑いとクラッときてもおかしくない
今年、熱中症で倒れて救急搬送されても、医療機関ではコロナの疑いありとして検査で陰性と確認されるまで熱中症治療にはかからないという。
なんとも殺伐とした夏になったものだ。昨年の夏はこれほどでもなかったと思うのだが、さすがにコロナで医療崩壊を起こしている今夏は違うようだ。
消防庁のデータによると、昨年8月16~22日には15000人近くの人が熱中症で救急搬送されていたのに比べ、今年の同時期は2000人程度。7分の1程度まで減少しているのだが、素直には喜べない。なにしろ今年はすぐに診てもらえないのだ。
脳卒中や心疾患など救急搬送が多い疾病も、最初にコロナに罹患しているかどうかを検査することが多いと言われている。
なにもかもが「最初に警戒すべきはコロナ」になってしまった。コロナに罹らないためにマスクをしていたら熱中症になったとしても、最初はコロナ疑いだなんて……。いったいどこまで注意すればいいのだろう。
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『処暑』の候‥暑さの勢いが収まり秋の気配を感じ始める頃。
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