∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ キーボードが壊れた ≡≡

不可抗力だとしても
キモに銘じるべきは
猫の不始末は人間の不注意から

 ……やっと見つけた手馴染みのいいキーボードだったのに。

 私が愛用しているキーボードが今夜突然ご臨終を迎えました。原因はキーボードの上を4本の足で歩き回ったヤカラがいたから。

 そもそもキーボードのキーには大きく分けて3つの種類があります。ひとつはいまや古典的なスタイルと言われるようになった「メカニカル」と呼ばれるゴツいもので、あと2つは「パンタグラフ」と「メンブレン」と呼ばれるキーストロークが短いうえにタッチ音も低いものです。ノートパソコンで使われているのは「パンタグラフ」が多いようです。
 ちなみに20年以上前はメカニカル式が圧倒的でした。ですが、いつの頃からか、安価なパンタグラフ式とメンブレン式が主流になっています。

 キーボードは使い勝手のいいものに交換して使うものだと確信して以来、私は疲れにくく打音が静かなパンタグラフ式を愛用してきました。しかし、一昨年、猫軍団が「キーで爪を研ぐ」という荒業を覚え、キーが剥ぎ取られる事件が頻発するようになったのを機に、一箇所でも不都合が起こると使用不要になるけれどキーが剥がされる心配はないメンブレン式を使うようになっていました。

 そのメンブレン式キーボードを「おにいちゃん」が見事に壊してくれました。

 彼はこれまでキーボードの上を「ハラ減った」と歩き回ったり、「寝心地の良いイボイボが付いた“何か”の上でチョイとひと寝入り」と寝込んだりしていました。その結果、「G」と「H」のキーが反応しなくなったのです。

 原因究明のため1時間ほど格闘しましたが、ついに修理不能と判断しました。メンブレン式の一箇所の不都合が全体に及ぶという弱点が災いしたようです。

 思いもよらない緊急事態に見舞われたため、このブログは、予備中の予備として取っておいたメカニカル式のものを引っ張り出して書いています。

 カチカチうるさいわ、ストロークは長いわ、指は疲れるわ。体感は最低ですが、贅沢は言っていられません。

 明日は予定を変更してキーボードを買いに行きます。絶対に行きます。もちろんキーボードの扱い方も変更します。

 猫の不始末は人間の不注意から。ウーム、失敗しました。
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[season12/0722/25:20]
小暑』‥あっという間にやってきた夏本番。暑中見舞い。七夕
photograph:SKY at nippori, arakawa & taito city
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