1カ月以上早めに
大雪被害のシーズンイン
新潟や東北南部を記録的な大雪が襲っている。場所によっては最大15キロに渡る立ち往生が発生しているという。
毎年1月後半から2月にかけてならこのような報道も「雪の季節だから」とすんなりと受け入れられるが、まだ12月中旬。さすがに早すぎるように思う。雪国に暮らす人たちにだって準備期間が必要なはず。急なドカ雪は「自然がもたらす反則技」だ。
10年近く前、大雪に閉じ込められて長距離トラックに挟まれてひと晩を過ごした経験のある私は、特に渋滞に巻き込まれている人たちに同情してしまう。
燃料は、食料は、水は、トイレは、携帯の充電量は、体調は。
雪に閉じ込められると、通信以外は何もかもから“孤立”してしまう。特に高速道路上だと不安と孤独感が積み重なるばかりで、最悪のことばかりを考えてしまうようになりがちだ。
雪国の人のように雪との接し方を知っていれば「時間が解決してくれる」と達観することもできるだろうが、大雪にあまり慣れていない人間ほど自然の恐ろしさに身がすくむ思いしてしまう。
今のところ、早く降雪のピークを過ぎることと、除雪がスムースに進んで脱出できることを願うしかないようだ。ガンバレ、必ず助けは来る。
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［season13┃19 NOV. 2022┃19:20 JST］
『大雪』‥大雪の予感。師走日和。冬ざれ。お歳暮。大掃除。
AUTUMN LEAVES：nezu-jinja, nezu, bunkyo city
Photographed on 23 DEC. 2021
