サッカー、アルゼンチン代表
ヘリコプターで凱旋
サッカーワールドカップで優勝したアルゼンチンチームが帰国。帰国直後の深夜3時から何度も凱旋パレードを繰り広げた。祝日になったこともあり、パレードには数百万人の市民が集まったようだ。
と、ここまではサッカー界ではありがちな光景だが、驚くのは、あまりにも人が集まりすぎて選手たちを乗せたバスが立ち往生したため急遽“ヘリコプター”に乗り換えてのパレードになったということ。
熱狂もここに極まれリというしかない。ヘリコプターで飛んででも凱旋しようという熱意は理解できるが、集まった市民はヘリを見上げて手を振ればいいのだろうか。それとも選手そっちのけで騒げば済むことなんだろうか。サッカーを起爆剤にしたうっぷん晴らしのようにしかみえないが、それでも嬉しさは抑え切れないのだろう。
もしこれが日本だったらどうなるだろう。きっと祝日にもならないし、収拾もつかないほど人が集まりすぎても、自然発生的に秩序らしきものが生まれるのではないだろうか。テレビ中継でガマンするという人のほうが多いかもしれない。少なくとも“ヘリコプターで凱旋”はないはずだ。
一刀両断に国民性の違いや、サッカーへの熱情、あるいは36年ぶりの優勝と言い切れない熱気がアルゼンチンにはあるような気がする。いったいこの国はどうなっているのだろう。
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［season13┃21 NOV. 2022┃19:10 JST］
『大雪』‥大雪の予感。師走日和。冬ざれ。お歳暮。大掃除。
AUTUMN LEAVES：nezu-jinja, nezu, bunkyo city
Photographed on 23 DEC. 2021
