∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 自転車ヘルメット ≡≡

使い勝手で選ぼうとは思うけれど
その前に
お手本を見せてほしい

 自転車運転時のヘルメット着用が努力義務になって以来、何かというとヘルメットの話題が上がるようになりました。生活の中での優先順位が低い目標だっただけに、施行されてやっと注目度が上がってきたようです。

 とはいっても、人によって反応はマチマチです。私の周囲では、オッサンには気は気は進まないけれど一応肯定派という人が多いようですが、多くのオバサンは検討の価値もないという人が多いようです。女性用は帽子型が人気らしいですが、それさえも検討する気はないというのが主流のようです。マッ、そうでしょう。
 ちなみに私は検討しておこう程度。意識しているだけでも評価してもらいたいくらいです。

 そうとうめんどくさいオヤジになりそうですが、“ママチャリにヘルメットは必要か”という大命題を横に置いて、着用を前提にした選択基準を自分なりに考えてみました。
※(注)ここまで仰々しく考えないと前向きになれない閣議決定ってどうなのというのが本音ですが、それも飲み込んでおきます。

 もともと「レースタイプは選ばない」ことと「バリエーションが増えるまで待つ」ことは決めていましたが、この数日間の流れを見ていて、「選択基準は形じゃない、通気性にある」という結論に達しました。

 夏になるとタオルがないとまともに過ごせないというくらいの汗っかきが、通気性が悪くて蒸れること必至のヘルメットを被ったらどうなるかは簡単に予想がつくことです。
 通気口はあってもいいけれど硬質発泡材のクッションが全面に貼られていることがヘルメットの条件だと理解はしています。でも、ムレて当たり前の素材が貼られているだけで苦痛に感じてしまうんです。おそらく、髪の毛にも加齢臭100%の臭気が残るはずです。
 ただでさえ汗臭いオッサンがヘルメットのおかけで“加齢臭のかたまり”になったらどうなるのか、想像するだけでゾッとします。

 努力義務とはいえ義務は義務。不承不承ながら納得しましたが、実際は思った以上に難しい選択です。
 いっそのこと、コロナのマスクと同じように、閣議決定された皆さんが、毎日ヘルメット姿で自転車で通ってもらえれば踏ん切りもつくでしょうが、今のままでは着用するまでに時間が掛かりそうです。
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[season13┃09 Apr. 2023┃11:50 JST
┃CHERRY BLOSSOM in YANAKA 4/9┃
ryo-daishi, ueno park, taito city.
Photographed on 13 Mar. 2022