春の七草にちなんでセリ鍋に挑戦
陰陽五行説では季節の変わり目を「節句」として重要視してきました。現代の日本では五節句として上巳の節句(桃の節句)や端午の節句(笹竹の節句)などがよく知られています。
そんな五節句のなかで、今日1月7日は「七草粥」を食べて祝う人日(じんじつ)の節句です。存在感は薄くなったものの、しっかりと生き残っている年中行事です。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。朝食時に、雪の中で育ち、ようやく芽生えてきた春の七草を粥に入れて、その生命力=気をいただくことで無病息災を願おうという行事です。
桃の節句や端午の節句のような存在感もないし、スーパーに行けば野菜はいくらでも手に入るし。時代と行事がマッチしなくなったと言ってしまえばそれまで。時代が変わったからこそ真似事だけでも取り入れてみるのもいいかも。ある意味、時代の流れに逆行する面白みを感じるかもしれません。
ということで。
今夜は鶏とセリとゴボウを使ってセリ鍋に挑戦しようと思っています。「どうなることやら」ですが、やってみます。
≡≡≡≡≡[season14]12:30/Jan.07/2024 -小寒-≡≡≡≡≡
┃SPRING will be far BIHIND┃
Nature grows up in the midwinter, Takashimadaira, Itabashi city.
Photographed on Nov.30/2023