∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

お風呂でリフレッシュ

今、風呂から上がってホカホカ気分でこの文章を書いている。湯船の中でボーとしていると、寒さで固まっていた身体がフワーとほぐれていき、リフレッシュしていくのが分かる。
春から冬の始まりまでシャワーしか使わない僕も、さすがにこの時期だけは温かい湯船が恋しくなる。もちろん、かけ湯をしてから湯船に入り、シャンプーをし、身体を洗い、もう一度湯船で温まったところで風呂を出るという日本式の入り方である。
かなり昔になるが、冬のロンドンで2週間ほど過ごしたことがあった。そのとき1泊だけしたホテルでシャワーを浴びようとしたところ、どうしてもお湯が熱くならない。そこで、メインテナンスにきてもらったのだが、そのスタッフは「充分に温かい」というのだ。で、僕は思わず「そんなことはないだろう。ほかのホテルじゃこんなに冷たい水をお湯とは言わないぞ。温度調節が壊れているんだったら部屋を代えてくれ」と叫んでしまったが、彼は「これが当ホテルの適温だ」という。どうにも話が通じない。やむを得ず我慢して浴びたのだが、時間が経てば経つほど震えが来るので早々と切り上げ、毛布を被って寝てしまった。
翌日、在住の日本人に聞いたのだが、古くからある英国式のホテルほどシャワーの湯温は低いのだという。イギリス人は熱いお湯のシャワーを浴びる習慣はないから、ゲストに日本人やアメリカ人が多いホテルのほうがいいよ、なんて「いまさら」な話までしてくれた。しかも「あのホテルはシャワースペースがバスタブと別にあるからまだいいよ」なんて話まで出る始末。どうにも風呂に対しての考え方が違いすぎる。まあ、国民性によって風呂に対しての考え方が違うことを身をもって知ったのはよかったが。
あえて言っておく。シャワーにしろ風呂にしろお湯は温かいほうがいい。
とにかく、今は身体もほぐれ、ホカホカ、ユルユルである。この気分が冷めないうちに寝るとしよう。
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