∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 人間フィールドアスレチック ≡≡

イテテッ、勘弁してくれ

 生後1ヵ月半。先週、ベッドにかろうじてよじ登れるようになった子猫たちのお気に入りはベッドで横になっている僕の身体を遊び場にすることです。よじ登ったり、腹の上で兄弟たちを見下ろしたり。30~40分はそんな時間が続きます。

 つまり、僕の身体は子猫たちのフィールドアスレチック場になっているわけです。

 素知らぬ顔をしてベッドの上でスフィンクス座りを決め込んでいる「かあちゃん」としては「ここは任せた」ということなんでしょう。おかげで、任されたと錯覚している僕は為されるがままの体勢を保つようにしていますが、実はこれが大変なんです。

 体の上にジャンプして登ることが出来ない彼らはパジャマをツメで引っ掛けて登ってきます。その時、ツメがパジャマ越しに肌に突き刺さるのです。とにかく、これが痛い。全身にチクチクとした痛みが広がるし、シャワーを浴びるとピリピリッとお湯が染みるのです。いわば僕は、全身を細かなカサブタだらけにした人間フィールドアスレチックなんです。

 あと数週間は「傷だらけの天使」ならぬ「キズだらけのオヤジ」状態が続くのは確実。その日が来るのを楽しみにしています。

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