∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

相性のいい月、悪い月

【気のせいでしょう】


 ええ、笑っていただいて結構ですよ。同じことを人さまから聞いたら僕だって笑うか、呆れるかどちらかですから。
 

 実は、僕は6月という月と相性が悪いような気がしてならない。昔から6月には自分にとって起こってほしくないことや、突然のトラブルが起こることが多いような気がするというのがその理由。統計を取ったわけではないし、実際に大トラブルが起こったのは数回、つまり数年しかないのだが、どうも6月に入ると今年はどうなるんだろうと身構えてしまう。
 いわゆるトラウマというようなものでもない。数回のトラブルだって、それなりに対処をしてきたし、結果にもそれなりに満足しているから、トラウマとして残っているとは思えない。
 それでも、何故か身構えてしまう。そんなに大したことが起こるとも思えないし。

 それでも、やっぱり心の中では身構えているんですよ。ノンキだったり、ずうずうしかったりする僕ですが、意外とセンシティブなところもないわけじゃないんです。


 なんとも理解できないので、こんな時はセルフ・ディフェンスが一番。今月は何事にも慎重にいこう、と自分の心と折り合いを付けている。


【元気でイキイキが一番】


 おかしな話ですが、元気いっぱいの月だってあるんです。あまり大きな声では言えませんがね。朝からバリバリ状態なんです。


 逆に7月から9月の3ヶ月間は心ウキウキ、いつでも元気という状態になる。寝汗で汗だく状態で起きたら、そこから一気にヒートアップする。日中はどんなに暑くても、体力的にはバテることもあるが、精神状態はイケイケ状態で気合い充分の状態になる。
 これまた、何か要因があるわけではない。あるとすれば若かった時に「お前のイメージは夏だな」と言われたことくらい。それも夏場、僕が汗だくなのに元気いっぱいというのを見て言っただけというもので、あまり意味はない。
 

 それでも、やっぱり気持ちにハリが出るんですよ。何かいいことが起こりそうな気がするんです。これに続くのは4月なんですが、夏ほどじゃないですね。


 だからこの時期、つまり夏はスパートの時。出来るだけガンガン行くようにしている。もはや手詰まりと思ったようなことだって、踏ん張って乗り越えられそうな気がするのだ。
 周囲の人に遠慮することなくガンガンいかなかった年は、どうも、秋以降調子が悪いような気がするのだ。


【ただの縁起担ぎ】


 どちらにしてもただの縁起担ぎですよ。気持ちの持ちようって言うんですか。ほかの方がグダッてしてる時にガンガン状態っていいと思いませんか。一年のうち、ひと月くらい慎重になる月があってもいいでしょ。


 望んだわけではないが、僕もある程度の年齢になってしまった。同年代の男性を見ていると皆さん一年中同じ調子で生活されているように見える。具体的に聞いてみたことはないけれど、そんな感触が漂ってくる。これが落ち着きというものだろう。逆に言うと、僕には一年の間の気持ちの揺れが激しく、落ち着きがないということだろう。
 それで結構。季節だって変わる。自分の精神状態だって変ったっていいじゃないか。

 ところで、皆さん。好きな月、嫌いな月、あなたを支配する季節はいつですか


[213/1000]