∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

変化の兆し

【アレッ、おかしいぞ】


 この人、何かあったのかな。何か変化がありそうだけど。
 ムッ、何か動き始めたぞ。何が起こるんだ。


 こんな第六感的なイメージを描いた事ってありませんか。実は僕、昔からそんな想いを描くことがあったんです。自分が思いつめて「一路前進」の時は、感じないのですが、フラットな気持ちの時にフッとそんなイメージが湧くことがありました。身近な人だけじゃなく、たとえば、ファスト・コーヒーの店で偶然隣に座った人でも、動作を見たり、言葉を聞いたりしただけで、そんな感覚に陥るのです。
 この感覚が、いつも自分に向いてくれれば失敗もしないのでしょうが、どういうわけか、意識すればするほど、そんな感覚は出てきません。あくまでも何も意識していない時だけ。出てくれればいいのになあ、なんて「ないものねだり」をしたくなります。


【今、現在】


 ハッキリ言って、今も僕の周りにマイナス・イメージを出している人が数人います。皆さん、小企業の重鎮として頑張っていらっしゃる方なのですが、表面的には元気そのものだし、以前と変わらない前向きな思考をなさっているのですが、どこか違うのです。苦しいのかな。縮小や方向転換もありうるのかな、なんて想像してしまいます。
 でも、それ以上は何もアクションを起こしません。静観していれば、おのずと答えが出るだろう。人間的には素晴らしい人たちばかりだから最悪の事態なんて起こりっこないし、もし起こっても、長い目で見れば「小休止」だろうな、と楽観する。それが僕のいいところでもあり、悪いところでもあるのですが、人は信じるものというスタンスを変えるつもりはまったくなし。
 もちろん、見ず知らずの方の場合は、かなり想像してしまいますけどね。


 実は今日、僕もフッと思ったことがあったんです。
 これまで追いかけていたものが終わりそうで、何かが始まるかも。それも今、直面している話題とは違った方向に進みそうだぞということと、はじめてお会いした方と20分ほどお話しをしていて「この人とのお付き合いは長くなりそう、それもいい方向で」と感じたこと。
 どちらも、これまでの生活を一変するような変化になりそうなのですが……。どうなりますか。
 でも、この二つとも、その現場では何も感じませんでした。帰宅して数時間経ってから、アレッと閃きました。そして、今日のこの感覚、いつも以上に気掛かりなんです。いい方向に行けば素敵だけど、悪い方向に行けば最悪。自分の努力でカバーできるものとは違うような気がしています。


【思い込み】


 人間は常に上昇することを夢見て、最高はよりおおげさに、最悪はより小さめに。そんな思考が働くように出来ているらしいですが、僕もそうでしょうか。どちらかと言うと、運気の流れに乗る時もあれば、逆らうこともある。それもまた人生、なんてあいまいで自分勝手な考え方で生きてきたつもりなんですが。
 それにしても、今日のこの感覚はなんでしょう。どうも不思議です。ひょっとすると夢に出てくるかも。さあ、明日から、僕の周りに変化が起こるのかな? 自分のことなのに他人事のように楽しみにしている自分に呆れてもいます。
 と言いながら、今回の予兆は、いい方向への変化の兆しとしてガッチリ心に刻み込んでおきましょう。こんな、確実性はないけれど前向きな思い込みが、好結果を生むと信じていますから。


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