∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

まだ先は見えないけれど、ようやくひと区切り

水前寺清子さん】


 僕が子供だった頃、水前寺清子さんの『365歩のマーチ』という歌謡曲が大流行しました。


幸せは歩いてこない だから歩いてゆくんだね 一日一歩三日で三歩 三歩進んで二歩さがる
人生はワン・ツー・パンチ 汗かきべそかき歩こうよ 
あなたのつけた足跡にゃ きれいな花が咲くでしょう


と、こんな歌詞の歌で、要は「コツコツ確実に。山あり谷あり、荒波を超えながら幸せを掴もう」ということでしょう。おっしゃる通り、一足飛びの成長なんて、よほどの強運でもない限り、ごく僅か。だからこそ、この歌が今でも愛されているのだと思います。


【365日365回】


 で、僕のブログも「三歩進んで二歩さがる」を実践しながらも、ようやく一年365日毎日一回365回目を迎えることができました。
 ちょうど一年前、とりあえず毎日一回連続1000日を目指して、どんなことでもいいから何かを書こうと思い立って始めたこのブログ、信じられないくらいひどいデキの日もあれば、ちょっと読めそうかなという合格点ギリギリの日もありました。
 本来は、毎日違う角度から、あくまでも下町のオヤジの視点で、違った話題について書こうとしていたのに、途中で進路変更したことも数ありました。
 たとえば、3月の地震の後はボランティアや放射能、企業体質、政治の限界などを集中して書きなぐってしまいました。伝統工芸の世界を支えている「下町に住む名もなき職人さん」のことも連続して書いたこともありました。大混乱を起こしている自転車の話題や世界の大迷惑ギリシャも連続して書きました。
 逆に、浮世絵や仏像、アートやジャズの世界で気になっているのに書けなかったこともいくつかあり、ちょっとだけ、残念に思っています。
 こうやって書いてきて、このブログは「自由型の独り言」でいいのかな、なんて思いつつも、まだ固定せずに「思い立ったが吉日」的に、世間をキョロキョロ見回しながら、思いつくままに書くのがいいかなとも思っています。
 。もう少し内容が充実して面白くしていつも読んでくださっている皆さんに「ちょっとイイね」と満足してもらえるようにすることです。そのためにはどんなスタイルになっても「あるがまま」でいいのではと思っています。


 ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。これからも、勝手気ままに、岡目八目の心情で書き連ねます。
 そして自分にも。書きたくない日も書けない日もたくさんあったのに、なんとか「埋めた」ことだけは認めてやろう。しかし、空虚な内容でお茶を濁す「みっともないこと」はできるだけ避けろ。もっと考えろ。もっと世間とモノと人の心を見続けろ。まだ先は見えていない。もっと書け。
 こんな言葉を自分への「お祝い」として書いておきます。


[365/1000]