【資格試験】
ここ数カ月、とある資格を取ろうと勉強してきました。正直なところ、こんなに勉強だけに時間を割いたのは大学受験の時以来です。そして、その試験があと一週間後に迫ってきました。
もちろん社会人になってからも多くの知識や方法を学んできました。しかし、そのほとんどは実践の中で学び取るもの。なかには、それまでとまったく畑違いの世界だったプロフェッショナルＤＴＰのように管理＋テクニックをその場その場で吸収して、たっぷり時間を掛けてマスターした知識もありました。
社会に出てから仕事に密着した技術や知識を吸収する場合ありがちなのが、方法論についてはすぐに熟知するけれど、根底にある思想や置かれた環境についてはジワジワとしか身に付かないというでしょう。
逆に、学校で学んだ場合は、現場意識が薄く、単なる知識の吸収になりがち。つまり学問のための学問で、すぐには実践に結びつかないということでしょう。
実は、今の僕もそんな状況です。ここ数カ月で学び取った知識が実際の仕事の基礎になるはずと分かってはいても、試験に受かるだろうか、受かったとしても実際に役に立つだろうか、応用可能だろうかなどと、次から次へと不安が出てきます。
なによりまずは試験に合格して資格を取ることが先決なのですが、それはそれで……、まだ勉強が足りないなと思うことしきりの状態です。かといってガッツリと集中する時間もさほど取れず。粛々と覚えてきたはずのものを見直すことしかないな、と覚悟を決めています。あとは冷静に対処するだけ。きっとうまくいくと自分に言い聞かせながら、時間を見つけて最後の見直しに取りかかります。
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