【夜明け前】
そろそろ夜が明けます。冬至を過ぎたとはいえ、この時間帯に夜が明けるようになるまでには数か月かかりそうです。そして、この時間帯に「独り言」を書くこともまだまだ続きそうです。
ここ二日間、充実したプライベートタイムを過ごすことが出来ましたが、今日からはもう一度臨戦態勢に入らなければと気合を入れているところ。あと数日しかない今年を充実したものにして、新たな年を新たな決意とともに迎えるためにも「夜明け前ライティング」も致し方なしと覚悟しています。
【夕暮れ時】
朝のニュースを見ていると、民主党内で消費税増税の議論が停滞しているとのこと。すでに、増税という方向性は決まり、率や時期を整える時期に入ったと覚悟していたのですが、どうもそうではないようです。なんでも八ツ場ダムの建設続行を決定して、マニフェストに沿うことが出来なかったうえに、使わないはずだった税金を使うことになった今の状況のなかで消費税の議論なんてできないという意見が民主党内で噴出しているそうです。
しかも、年内に目途を付けると言っている野田首相は今日から海外へ。つまり帰国して二日間で目途をつけようという大胆不敵なスケジュールを立てているようです。
まあ、こういうタイトなスケジュールもあっていいでしょう。問題山積みなんですから。
それよりも気になるのは、何かを進めようとすると必ず反対論が噴出して議論が進まなくなるという民主党の体質です。どうしてこの党はまとまらないのでしょう。百花繚乱が民主党のモットーなんでしょうか。自らの意見を通すためには、政権政党であるにも関わらず、潰しに掛かるのが好きなんでしょうか。それとも、単に議論が好きなだけで方策を練り上げる実行力が伴っていないのでしょうか。
大きな期待を背負って政権政党に躍り出た民主党なのに、結局「単なる議論好きの頭デッカチ集団」としか思えない時が多くなってきました。
どうして軌道修正や新規のアイデアで国民が満足できる方向に持っていくことができないのでしょう。正直なところ、期待度が高かっただけにこの「一人相撲政党」には呆れています。ひょっとすると、今、民主党は“夕暮れ時”を迎えているのかなと思ってしまうことさえあります。このまま夜になり、次の夜明けには民主党は「過去の政権政党」になってしまうのではと危惧することだってしばしば。「もういいよ」と言いたくなるときだってあります。
国会は学級委員会とは違います。国政は自分たちのメリットや姿勢だけで進められるものではありません。そろそろ、政権政党とはどうあるべきかに気が付くべきではないでしょうか。
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