∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

NHKのエイプリルフール

【惜しい! かな】


 NHKがエイプリルフールのコメントを出した! ツイッター上とはいえ「時代は変わったな」と言いたいところです。が、しかし。「国営放送にそぐわない」「不謹慎だ」という批判が数件寄せられ、結果的に10時間ほどでタイムラインから姿を消したうえに謝罪までしたとのこと。直接読めなかったのが、なんとも残念。ニュースで伝えられた情報だけが頼りになってしまいました。
 民放や新聞が伝えるその内容を読んでいると、「やっぱりな」と言うべきか、「だからダメなんだ」と言うべきか難しいところ。しかし「NHKだけどやってみよう」という勇気には敬意を表したいと思うようになりました。
 内容は『本日、NHKと全ての民放が合併して国営放送になりました。今後は着物を着たアナウンサーが、青い背景の前でやや絶叫気味にニュースをお伝えする予定です』といったもの。ちょっとウチワで内容を固めすぎた帰来はあるものの従来のイメージを払拭しようとする余り、未体験の世界に突然飛び込んだのはいいけれど「トビ過ぎたかな」といったところでしょうか。


【国民性の違い?】


 エイプリルフールというとイギリスの報道機関が伝えるウソニュースが有名。今年のBBCでは『ゲイリー・コナー(42歳)というスタントマンが上空2400フィートから段ボール製の箱を「ウイングスーツ」にして落下……、時速60マイルで地上に降り立った』というものでした。よく考えれば時速60マイルで落下すれば単なる大事故になること必至と分かるけれど、大真面目に報道すれば真実のように思えてしまうものという盲点をついたのでしょう。
 日本とはユーモア精神の根本が違うと言えばそれまでですが、やはり「歴史」の違いも大きなファクターになっているのではとも考えてしまいました。


【精進しなければ】


 わが身を振り返ってみると、僕の場合は空しくなってしまいました。昨日のブログにツラツラと書き込んでしまいましたが、簡単にいうと「修行が足りなかった」わけです。
 NHKも同様。ぜひ来年もウソニュースに挑戦してもらいたいものです。ただし、今度はみんなが楽しくなるようなウソであることと、自らを取材対象にしないことだけはキモに銘じてもらいたいものです。
 ということで、僕も一年精進します。ガップリと取り組めばきっと楽しくなれる、はずですから。


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