∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

小さな幸せ

【一日の終わりに】


 今日、あなたは幸せでしたか。誰かに幸せになってもらいましたか。


 ムシムシとした梅雨の晴れ間の中、いつも通りゆっくりと時間が過ぎていく日曜日でした。昨日が小説三昧の一日だったとすると今日は買い出しと散歩の一日でした。
 先週の疲れやストレスがすっかり取れたような気もすることだし、きっとこれで明日の朝はまた全速力で走れそうな気がしています。
 と、こんな日曜日の夜、ふと今日の自分はこれで幸せだったのかなと感じてしまいました。同時に誰かに幸せを感じてもらえたのだろうかとも考えてしまいました。


 正直なところ、今は気付いていないけれど、ずっと後になって、僕は小さな幸せの中にいたのだと感じるのだろうと思います。ただ、誰かに幸せを感じてもらえたかというと自信がありません。なにしろ言葉を交わした人数そのものが少ないのですから。
 誰かに幸せを感じてもらうのは明日から課題に取っておくことにします。「誰かに小さな幸せを感じてもらえることほど嬉しいことはない」。多くの人に迷惑を掛けてきた僕には今、この言葉の大切さが身に染みて判るような気がしています。


 そんな哲学的なことを考えつつ、寝ます。明日がいい日になるように願いながら。


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